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2015.06.30
セブ空港の再開発事業がスタート、2018年に完成へ

空港開発の官民パートナーシップ(PPP)としてフィリピン初の案件となるマクタン・セブ国際空港(MCIA)の再開発・運営事業が、29日にスタート。新国際専用ターミナルの建設や既存ターミナルの改修などを行い、旅客取扱能力を現行の450万人から1,250万人に引き上げる計画で、完成は新国際専用ターミナルが2018年、改修が2019年となる見通し。

ターミナルの建設・改修のほか、25年間渡る空港の運営及び管理を担当するのは、地場建設大手メガワイド。コンストラクションと、インドのGMRインフラストラクチャーの合弁会社であるGMRメガワイド・セブ・エアポートで、総事業費は319億2,000万ペソ(約865億円)に上る。

既存ターミナルの隣接地に建設される新ターミナルは、セブの文化や伝統を反映した2階建ての建物になる予定で、アバヤ運輸通信相は、「観光やビジネスにおける都市の地位が向上するだけでなく、セブの地域経済の発展や雇用創出にも繋がる」としている。

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投稿更新日:2015年06月30日