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2017.07.25
シンガポールの経済成長率、AI活用で2035年までに5.4%実現も

米ITコンサルティング大手のアクセンチュアが発表した最新のレポートの中で、人工知能(AI)を活用すれば、シンガポールの経済成長率は2035年までに5.4%に拡大するとの予測を示した。

アクセンチュアは欧州のコンサルティング会社フロンティア・エコノミクスと共同で、世界の総生産の8割以上を占める33ヵ国・地域について、AIが経済にもたらす影響を試算。それによると、シンガポールではAIを活用しなかった場合、35年の成長率は3.2%にとどまるのに対し、AIを活用すると2.2ポイント上乗せされる。また、AIを活用しなければ経済規模が2倍に拡大するのに22年間かかるが、AIを活用すると13年間で済むという。

さらに、シンガポールではAIの活用で、35年までに労働生産性が41%向上する見通しで、これは先進国の中で最も高い水準となるという。

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投稿更新日:2017年07月25日