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2019.11.08
19年Q3のフィリピンGDP成長率は6.2%に加速、公共支出が貢献

フィリピン統計庁(PSA)が7日に公表した2019年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率(速報値)は前年同期比6.2%となり、前期の5.5%から伸びが加速。また、エコノミストによる市場予測の6.0%も上回った。

今年度の予算成立が4ヵ月遅れた影響で直近2四半期は6%を下回る伸び率にとどまっていたが、予算が成立したことで滞っていたインフラ整備計画が前進し、公共支出が大きく拡大したことがプラスに寄与した。

詳細をみると、公共支出の伸び率は9.6%となり、前期の7.3%から加速。また、フィリピンのGDPの約6割を占める個人消費の伸び率も5.9%となり、前期の5.5%から拡大した。その他、農業生産の伸び率も3.1%と、前期の0.8%から大きく回復した。一方、米中貿易摩擦の影響もあり、輸出の伸びは0.2%(前期は4.8%)にとどまった。

なお、政府は19年通年の成長率目標を6~7%に設定しているが、予算成立が遅れたことで上半期に思うような成長を実現できなかった中、国家経済開発庁(NEDA)のペルニア長官は会見で、目標の達成には第4四半期(10~12月)に6.7%の成長が必要になるとの見方を示した。

フィリピンの実質GDP成長率の推移

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投稿更新日:2019年11月08日