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2020.07.08
マレーシア中銀が政策金利を1.75％に引き下げ、過去最低に
マレーシア中央銀行は7日に開催した金融政策委員会で、政策金利を2.00％から1.75％に引き下げることを決めた。利下げを行うのは4会合連続で、金利水準は過去最低を更新した。
新型コロナウイルスの流行に伴い導入した活動制限令が緩和され、国内経済は回復に向かい始めているものの、感染第2波の懸念や世界経済の下振れリスクが拭えないことから、追加利下げで国内経済を下支えしたい考え。
中銀は世界経済について、「第2四半期（4～6月）が底だと考えられるが、労働市場の広い範囲で弱さが見られる」と指摘。家計や企業の慎重な行動が、今後の景気回復に影響を及ぼす可能性があるとの見解を示している。
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投稿更新日：2020年07月08日
