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2022.09.22
アジア開発銀行、22年の東南ア経済成長見通しを5.1%に上方修正

アジア開発銀行(ADB)はこのほど、アジア太平洋の新興国46ヵ国・地域の経済見通しをまとめた「アジア経済見通し(2022年改定版)」を公表した。

これによると、東南アジア(東ティモール含む11ヵ国)の2022年経済成長率見通しは、4月時点の4.9%から5.1%へと上方修正された。国別では、インフレが比較的抑制されており、低金利環境が継続しているベトナム(6.7%)や、海外からの本国送金が拡大し、内需が堅調なフィリピン(6.3%)などの予想値が高かった。

東南アジアの堅調な成長を見込む要因として、ADBはコロナ規制の緩和とそれに伴う経済活動の再開を受けて、個人消費が回復していることを挙げている。

一方、アジア太平洋地域全体の経済成長率見通しとしては、4月時点の5.3%から4.9%へと下方修正された。詳細を見ると、中国や韓国などの東アジア(5ヵ国)が4.5%から4.2%に、インドなど南アジア(8ヵ国)が7.4%から6.5%にそれぞれ見通しが引き下げられている。

なお、2022年のインフレ見通しについては、東アジアが4月時点の2.4%から2.5%、東南アジアが3.7%から5.2%、南アジアが6.5%から8.1%にそれぞれ上方修正された。

また、2023年の経済成長率見通しは、東アジアが4月時点の4.5%から4.2%、東南アジアが5.2%から5.0%、南アジアが7.4%から6.5%へといずれも下方修正。インフレ見通しは、東アジアは2.0%から2.5%、東南アジアは3.1%から4.1%、南アジアは5.5%から7.4%にそれぞれ上方修正された。

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投稿更新日:2022年09月22日