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2024.06.20
マレーシア、外国人向け長期滞在ビザ「MM2H」の新条件を発表

マレーシアのティオン・キンシン観光芸術文化相はこのほど、外国人向け長期滞在ビザ「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)」の、新たな取得条件を発表した。新制度では、「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の3つのカテゴリーが設けられ、それぞれ取得に必要な資産要件や有効期間などに差を付ける形とする。

ビザ取得時に義務付けられる定期預金の最低預入額については、「シルバー」が15万ドル(約2,320万円)、「ゴールド」が50万ドル(約7,750万円)、「プラチナ」が100万ドル(約1億5,500万円)とし、従来(50万リンギ)から金額・通貨ともに変更。また、有効期間(更新可)については、「シルバー」が5年、「ゴールド」が15年、「プラチナ」が20年となり、従来の5年から一部拡充される。

一方、最も大きな変更点として、申請者にはマレーシア国内の不動産の購入義務が課されるようになるため、今後は従来のようにMM2Hを取得して賃貸住宅に居住することができなくなる。

申請の対象となるのはデベロッパーから購入するプレビルド物件のみで、中古物件は対象外。必要な最低購入額は、「シルバー」が60万リンギ(約1,980万円)、「ゴールド」が100万リンギ(約3,300万円)、「プラチナ」が200万リンギ(約6,600万円)で、購入した物件はより高額な物件への買い替えの場合を除いて10年間は売却ができない。

この他、申請可能な年齢の下限については25歳以上とし、従来の35歳から引き下げ。また、ビザを失効させないためには、年間90日以上マレーシアに滞在する必要がある。

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投稿更新日:2024年06月20日