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2026.08.28
フィリピンが3会合連続で利上げ、政策金利5%に
フィリピン中央銀行は、27日に開催した金融政策決定会合で、政策金利に当たる翌日物借入金利を0.25%引き上げ、5.00%にすることを決めた。利上げの決定は、3会合連続となる。
連続の利上げに踏み切る背景には、根強いインフレ懸念がある。中東情勢の悪化に伴い、エネルギー価格が急騰した影響で、7月の消費者物価指数(CPI)は、前年比6.2%の上昇を記録。前月(6.4%)からは減速したものの、高止まりの状況が続いている。
また、エルニーニョ現象による農作物価格への影響や、マニラ首都圏の最低賃金引き上げが、今後の物価上昇圧力に繋がる可能性があることにも言及。そのため、先回りで利上げに動く必要があると判断した。
レモロナ中銀総裁は、「インフレ率を3%に戻すべく、必要なあらゆる措置を講じる」と説明。国内経済の減速感が強まっていることから、「追加利上げの必要がないことを願う」としながらも、「政策の余地はまだある」とも述べ、さらなる利上げに含みを持たせた。
なお、中銀はフィリピン経済について、中期的な経済ファンダメンタルズの健全さや、政府の財政措置に支えられ、2026年第4四半期(10~12月)以降の加速を見込んでいる。また、インフレ率については、2026年が6.1%、2027年が5.4%と、いずれも政府目標レンジ(2.0~4.0%)を上回る予測。一方、2028年は3.3%と目標レンジ内に落ち着くと見ている。
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投稿更新日:2026年08月28日









