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2026.09.10
ビスタランド、非中核モール2物件の売却を検討

フィリピンの大手不動産デベロッパー「Vista Land & Lifescapes(ビスタランド)」が、財務体質の強化に向けて、非中核のショッピングモール2物件の売却を検討していることが明らかになった。売却額は合計で最大150億ペソ(約370億円)規模になる可能性がある。

背景にあるのが、2027年に予定されている大型債務の返済。ビスタランドは、2027年7月に4億2,000万ドル(約645億円)のドル建て社債が償還を迎えるほか、国内のペソ建て社債なども2026~2027年にかけて償還期限を迎える予定となっている。

こうした資金需要に対応するため、同社は非中核資産の売却によって、現金の確保や有利子負債の圧縮を進める選択肢を検討している。このほか、安定した賃料収入を生む物件を傘下の上場REIT「ビスタREIT」に売却する案も候補のひとつだという。

なお、格付け大手フィッチ・グループ傘下の信用調査会社クレジットサイツは、ビスタランドがモールや土地など多くの不動産資産を保有していることから、債務返済に必要な資金を確保する余地は十分にあると評価している。

フィリピンでは近年、アヤラ・ランドやロビンソンズ・ランドなど大手デベロッパーの間でも、保有不動産の売却やREITへの資産移管を通じて資本効率を高める動きが広がっている。今回のビスタランドの検討も、こうした流れに沿ったものと言える。

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投稿更新日:2026年09月10日