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2024.02.02
セブ市、中心部で地下鉄の敷設を検討

フィリピン中部のセブ市政府が、慢性化する交通渋滞を緩和するため、市中心部を縦断する地下鉄の整備を検討していることがこのほど明らかになった。想定されているのは、北部タランバンと南部のバランガイ(最小行政単位)であるブラカオ間の約16kmを結ぶルートだという。

1月31日の市議会で、レイ・ジアロン市議会議員が起草した運輸省(DOTr)に地下鉄整備の実現可能性を調査するよう求める案が承認。今後、事業化調査で計画の実現性を見極めた後、運輸省に承認されれば、プロジェクトが具体化する可能性がある。

ジアロン氏は、自動車の増加で交通渋滞が一段と厳しくなっているとしたうえで、「既存道路の拡張はもはや難しく、新しい交通網を構築することが最良の解決策だ」と地下鉄の必要性を訴えている。

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投稿更新日:2024年02月02日