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2024.04.23
比政府、エドサ通りにバイク専用レーンの設置を検討

フィリピンのハイメ・バウティスタ運輸相はこのほど、マニラ首都圏の主要幹線道路「エドサ通り」にバイク専用レーンを設ける案について、マニラ首都圏開発庁(MMDA)と検討を開始したことを明らかにした。

エドサ通りは、ビジネス中心地であるマカティCBDやオルティガス、官公庁や大学が多い旧首都のケソン市などを通るマニラ首都圏の大動脈であり、1日当たり40万台以上の車両が通行している。慢性的に厳しい交通渋滞が発生する中、大きな経済損失が日々発生している状況で、政府にとってその対策は急務となっている。

バウティスタ運輸相によると、エドサ通りの交通量のおよそ4割にあたる約17万台はバイクによるもので、片側4車線のうちバスと自転車の専用レーンを除く2車線が大量のバイクで塞がれてしまっているという。そのため、片側4車線のうち外側から2番目(1番外は自転車専用レーン)の車線をバイク専用レーンとすることで、よりスムーズな通行に繋がると考えている。

ただ、マニラ首都圏の交通渋滞の根幹には、所得の増加に伴うモータリゼーションの進展や、都市化に伴う首都圏人口の拡大により、そもそもの交通量が大幅に拡大していることがある。そうした状況下において、車線の増加を伴わないバイク専用レーンの設置という付け焼き刃的な対策が、期待するような効果をもたらすかには疑問符がつく。

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投稿更新日:2024年04月23日