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2021.01.04
KL~シンガポール間の高速鉄道計画を撤回、コロナがダメ押し

マレーシアとシンガポールの両政府は1日、マレーシアの首都クアラルンプール(KL)とシンガポールを結ぶ高速鉄道(HSR)計画を撤回すると発表した。

HSRは両都市間約350kmを1時間半で結ぶ構想で、2013年に両国が基本合意し、2026年末までの完成を見込んでいた。しかし、2018年にマレーシアで政権交代が行った際に、旧ナジブ・ラザク政権時代の債務隠しが発覚。マレーシアの財政問題を理由に、HSR計画の履行が延期される状況となっていた。

両国は2020年12月31日を期限とし、コスト削減のための計画見直しなどで交渉を進めていたが、合意点を見い出すことができなかった。また、新型コロナウイルスの流行によって双方とも経済的な打撃を受けていることも、計画の撤回を後押しする形となった。

なお、具体的な金額は明らかになっていないものの、2国間協定に基づき、マレーシアはシンガポールに対し、シンガポール側がこれまで負担したHSR計画の関連費用を補償する必要が生じる見通し。

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投稿更新日:2021年01月04日