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2024.04.04
OCBC銀行、シンガポール中心部の本社ビル一帯を再開発へ

シンガポールの銀行大手オーバーシーズ・チャイニーズ銀行(OCBC)が、同国中心部の金融街ラッフルズ・プレイスにある本社ビル一帯で、再開発を検討していることがこのほど明らかになった。

地元紙によると、1976年に東南アジア最高層ビル(当時)として誕生し、OCBCの本社などが入居している「OCBCセンター」や、グループ企業などが入居する併設ビル「OCBCセンター・サウス」「OCBCセンター・イースト」が建つチュリア地区の12万sqft(約1万1,148㎡)超の土地を再開発し、オフィスビルや商業施設、ホテルなどで構成される複合施設を新たにをつくる計画だという。ただ、シンガポールの象徴的なビルであるOCBCセンターについては、再開発後も保存する考えだとしている。

なお、OCBCは再開発事業のアドバイザーに米不動産サービス大手ジョーンズ・ラング・ラサール(JLL)を任命。シンガポールでは銀行が不動産開発事業を行うことは禁じられているため、今後、OCBCはJLLと共に事業の委託先となるパートナー企業の選定を進めていくと見られる。

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投稿更新日:2024年04月04日