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タイ不動産投資の魅力

バンコクのスカイラインの写真

タイ基本情報

東京から直行便で約7時間、インドシナ半島の中央に位置し、日本の約1.4倍の国土が広がる「タイ」。巧みな外交政策によって植民地化の脅威を回避してきたタイは、古くから独立国としての立場を維持している歴史と伝統の国であり、日本との友好関係も長い親日国のひとつとして知られています。

タイには国民の8割強を占めるタイ族、華人、マレー系、インド系など多様な民族が暮らしています。公用語はタイ語ですが、外資系企業や観光客が多く集まる首都バンコク、パタヤなどでは英語も比較的通じます。また、医療先進国としても知られるタイには日本や欧米で学んだ医師も多く、日本と同等の医療を受けることが可能であり、日本語を話せる医師やスタッフが在籍する病院も珍しくありません。

「微笑みの国」と称される穏やかな国民性を持ち、物価水準も日本の3分の1程度と低いなど、日本人にとって生活しやすい環境が広がっていることから、財団法人ロングステイ財団の調査による「日本人の海外ロングステイ希望先」では、9年連続(2011~2019年)で第2位にランクインしています。

正式国名
タイ王国
首都
バンコク
国土面積
51万3,120㎢
人口
約6,609万人(2022年)
在留邦人
7万8,431人(2022年10月時点)
民族構成
タイ人(75%)、華人(14%)、その他(マレー系、インド系など)
宗教
仏教、イスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教
言語
タイ語
主要産業
農業、製造業、観光業
GDP
4,954億ドル(約73兆8,140億円/ 2022年)
通貨
バーツ(THB)
国王
ラマ10世(ワチラロンコン)
首相
セター・タビシン

日本人駐在員も多く住むASEAN屈指の工業国

製造業がGDP全体の約4割を占めるなど、ASEAN地域の中でも高度な工業化が進行した国として知られるタイ。特に、「東洋のデトロイト」とも評されるように、自動車産業はタイ経済にとって大きな柱となっています。

タイでは2001年に就任したタクシン首相(当時)の時代から、世界的な自動車輸出拠点を目指し、税制優遇などによって積極的な海外メーカーの誘致が行われていました。その結果、タイの自動車生産台数は2000年の約40万台から200万台前後の規模にまで拡大しており、今では東南アジア最大の自動車生産国として世界各国に輸出しています。

ASEAN主要国の自動車生産台数

現在、タイにはトヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車などの日系自動車各社、ゼネラル・モーターズやBMWといった欧米自動車メーカーに加え、数多くの部品メーカーも生産拠点を設置しています。中でも、バンコク近郊にある「イースタン・シーボード工業団地」は、200社以上の入居企業のうち自動車関連企業が約半数を占めるなど、自動車の一大生産拠点となっています。

企業進出の拡大に伴い、タイで生活する日本人駐在員の数も年々増加している状況にあり、日本の外務省によると2022年10月時点でタイの在留邦人は7万8,431人と“東南アジア最多“の規模を誇り、世界全体でも第4位となっています。

そのため、バンコク屈指の日本人居住区「スクンビット地区」など、外国人駐在員による安定的な賃貸需要が見込めるエリアの物件は投資用として人気が高く、中古市場でも取引が活発です。

厚みを増す中間所得層、住宅需要の拡大が期待

タイの一人当たりGDPは2021年に約7,226ドル(約93万円)となり、過去20年間で約3.8倍の水準にまで拡大。所得水準の高いバンコク首都圏や東部チョンブリ県では、一人当たりGDPは約20,000ドルとすでに先進国水準に達しています。

2020年に世界最大の人事コンサルティング会社マーサー・ジャパンが実施した調査では、経営幹部クラスで比較するとすでにタイは日本の給与水準を上回っているとの結果も明らかになるなど、タイ国民の所得水準はこの10~20年ほどで飛躍的な上昇を見せています。

タイの一人当たりGDP

世界的な調査会社ユーロモニター・インターナショナルによると、年間の可処分所得が3万5,000ドルを超える富裕層は、2005年時点でタイの世帯全体の1%であったものの、2030年には16%にまで増加すると予測されています。また、経済成長の原動力として期待される中間所得層(可処分所得5,000ドル~3万4,999ドル)も、2005年の41%から2030年には76%にまで拡大する見通しで、近い将来、タイでは9割超の世帯が中間所得層以上になると見られています。

製造業や観光業がけん引する形で安定的な成長を続けるタイでは、中間所得層の拡大によって住宅需要の増加が見込まれており、そのことがタイ不動産に投資マネーが集まる要因のひとつとなっているのです。

タイの所得階層比率

こうした状況を見越し、タイの不動産市場には2013年の三井不動産や三菱地所レジデンスを皮切りに、日系大手デベロッパーによる進出が加速。現在は、東京急行電鉄、パナホーム、積水化学工業、野村不動産、住友林業、阪急不動産、大和ハウス工業、JR九州、西日本鉄道、伊藤忠商事、西部ガスなども進出し、高級コンドや一戸建て、サービスアパート等、様々な開発を進めています。

経済成長と歩調を合わせるようにタイの不動産価格は安定的な上昇基調を維持しており、コンドミニアムは2022年までに2011年1月比で約84%の上昇を記録。厚みを増す中間所得層による需要拡大が見込まれる中、タイの不動産は引き続き堅調な価格上昇が見込まれています。

バンコクの不動産価格指数

ASEAN経済共同体が発足、タイは域内経済のハブ地に

2015年12月31日、東南アジア諸国連合(ASEAN)の経済統合によって、ついに人口6億人を超える巨大経済圏「ASEAN経済共同体(AEC)」が誕生しました。これにより加盟10ヵ国の間において、関税の撤廃や観光ビザの廃止、熟練労働者の自由な移動、外資出資規制の緩和など、ヒト・モノ・カネの自由化が進むため、経済活動の活発化に繋がると期待されています。

インドシナ半島の中央という絶好の位置にあり、インフラ面での整備も進んでいるタイは、ASEAN経済圏における産業や物流のハブ地として、AEC発足による恩恵の大きな国のひとつと言われています。付加価値の低い労働集約的な製造工程を、人件費の安いカンボジアやミャンマーなどに移す一方で、タイはより高度な工程・産業の担い手になると見られており、外国企業などからの投資もさらに拡大していく見通しとなっています。

また、タイがASEAN経済の中心として発展することで、国民所得や外国人駐在員の増加による住宅需要の拡大が見込まれるため、長期的に不動産市場にもプラスに寄与すると考えられます。

ASEAN経済共同体のイメージ図

【タイ不動産】注目エリア紹介

バンコク

高層ビルの摩天楼がそびえ、大型ショッピングモールやデパートが建ち並ぶ、タイ経済の中心地・首都バンコク。バンコク首都圏の人口は約1,500万人と、世界有数の規模を誇る大都市圏を形成しており、グローバル企業の主要拠点も数多く設置されているため、東南アジアで最も多くの日本人が住む都市でもあります。

また、バンコクでは現在、首都圏におけるバンコク・スカイトレイン(BTS)やバンコクメトロ(MRT)の延伸工事が進められており、沿線では交通利便性や資産価値の更なる向上が期待されています。

バンコクの街並みの写真 バンコクスカイトレインの写真
スクンビット地区
バンコク屈指の日本人居住区。「プロンポン」「トンロー」「エカマイ」は、日系スーパーや日本食レストランなどが多く集まり、日本人学校の送迎バスルートにもなっています。
シーロム周辺
高層オフィスビルや商業施設、高級ホテル、各国大使館が建ち並び、国内外の大手企業が集まるバンコクの古くからの経済・観光の中心地。
サイアム周辺
人気ショッピングモールが建ち並ぶバンコクの商業中心地であり、“バンコクの原宿”とも称される流行発信地。欧米人からの人気も高いエリア。
アソーク地区
シーロムに次ぐバンコクのビジネス中心地として、近年、目覚ましい発展を遂げているエリアで、ヒトもお店も国際色豊か。
ラチャダムリ周辺
現地富裕層や欧米人に人気のエリアで、「フォーシーズンズ」「グランド ハイアット」「セント レジス」「ホテル オークラ」など、5つ星クラスの高級ホテルが建ち並びます。
プラカノン地区
スクンビットの東側に位置する「プラカノン」や「オンヌット」は、元々ローカル色の強いエリアですが、都心へのアクセス性も良く、スクンビット地区より家賃水準が手頃なこともあり、近年、単身赴任の日本人駐在員などからの注目度が高まっているエリアです。
シラチャ

首都バンコクから南東方向に車で1時間半、タイ最大の国際貿易港であるレムチャバン港からほど近い「シラチャ」。かつては小さな漁村でしたが、1991年にレムチャバン港が開港したこともあり、今では近隣に国内最大級の規模を誇る「アマタナコン工業団地」や、“東洋のデトロイト構想”の中核となる「イースタン・シーボード工業団地」を筆頭に、数多くの工業団地が集積しています。

現在、シラチャ周辺の工業団地には、トヨタ自動車、ブリジストン、ソニー、三菱電機など、日系企業約700社が生産拠点を設置しており、駐在員を中心に約1万人の日本人が生活する世界有数の日本人街が形成されています。2009年に開校した国内2ヵ所目となる日本人学校や、日本人向け商業施設「Jパーク」、“Japan”をテーマにしたコンセプト型モール「イオンタウン・シラチャ」があるなど、シラチャ周辺は日本人でも生活しやすい環境となっています。

シラチャの不動産はバンコクと比べて物件価格がお手頃である一方、賃料水準は比較的高く、特に日本人が好んで住む高級コンドミニアムは、ロケーションに優れたものであれば10%前後の高い賃貸利回りを実現している例も珍しくなく、投資用物件として注目度の高いエリアとなっています。

シラチャの日本人学校の写真 シラチャの商業施設「Jパーク」の写真

タイ不動産のお役立ち情報

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