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2017.05.30
アヤラとLTグループがマニラ首都圏で複合開発、年内に着工

フィリピンの財閥アヤラ・コーポレーションとLTグループは、マニラ首都圏で共同で行う不動産開発事業を今年下半期(6~12月)に着工する。環状道路C5沿いの倉庫や工場が立ち並ぶ地域を、空地率が50%以上で緑の多い複合地区へと変貌させる。

アヤラ傘下のアヤラ・ランド(ALI)とLTグループのイートン・プロパティーズ・フィリピン(ETON)は、折半出資の合弁会社で、首都圏パシッグ市とケソン市にまたがる35ヘクタールの土地を開発し、商業施設やオフィスビルのほか、シンボルとなる橋などを建設する。

ALIのベルナルド・ディー社長によると、同事業は同社にとって、カビテ州カウィットの「エボ・シティー」、ミンダナオ地方ダバオ市の「アズエラ・コーブ」に続き、年内に着手する3番目の不動産開発事業になるという。

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投稿更新日:2017年05月30日