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2019.08.01
サンミゲル提案の「新マニラ国際空港」建設を認可、年内着工へ

フィリピン運輸省は7月31日、マニラ首都圏北部のブラカン州に「新マニラ国際空港(NMIA)」を建設する計画について、大手財閥サンミゲル・コーポレーション(SMC)を事業主体として認可したことを発表した。総事業費は7,356億ペソ(約1兆5,670億円)。年内に着工し、4~6年後の開港を目指す。

同空港の建設はSMCが提案したもので、処理能力が限界に達しているニノイ・アキノ国際空港(NAIA)を補完し、混雑の解消とさらなる経済の活性化に繋げる狙いがある。

マニラ市の北35kmに位置するマニラ湾沿いの面積2,500ヘクタールの用地に4本の滑走路を建設する予定で、1時間に240便の発着が可能。旅客処理能力はNAIAの約3倍となる国内最大規模の年間1億人に達する見通しで、将来的には2億人にまで引き上げる構想もあるという。

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投稿更新日:2019年08月01日