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2019.11.06
ジョホール~シンガポール間のRTS、LRT方式を採用へ
マレーシアのアンソニー・ローク運輸相は4日、南部ジョホール州とシンガポールを結ぶ高速輸送システム(RTS)について、LRT(軽量軌道交通)方式を採用する方針を明らかにした。
RTS計画を巡っては、今年5月に債務削減を目指すマレーシア政府から、事業継続の是非の判断も含め、コスト削減の可能性を調査したいとの要請を受けて着工が延期されていたが、10月31日に事業費を当初計画から36%圧縮することで事業を継続することが発表されたばかり。
ローク運輸相は、「マレーシアでメンテナンスを行うことができるよう、クアラルンプールで運用中のシステムと同様のLRTシステムの導入を考えている」とコメント。
また、当初はシンガポールで広く導入されているMRT(大量高速輸送)システムを導入することも検討されていたが、ジョホール州ブキチャガーとシンガポールのウッドランズを結ぶ2駅だけの区間となるため、LRTシステムで十分と判断した。すでにシンガポール側にも提案済みで、肯定的な反応が得られているという。
同プロジェクトは、現在のところ2024年までに開通予定とされているが、費用の見直し等で着工が遅れていることから、今後開通予定も後ずれする可能性がある。
クアラルンプールのLRTシステム
(出所:Achilli Family|Journeys)
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投稿更新日:2019年11月06日