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2020.01.14
プトラジャヤのモノレール計画が16年ぶりに再開、25年までに開通へ

マレーシアのカリド・アブドルサマド連邦直轄区相は9日、主要官庁が集まる行政都市プトラジャヤのモノレール敷設プロジェクトを、16年ぶりに再開すると発表した。

同プロジェクトは、2004年6月に予算の問題でなどから凍結されていたが、プトラジャヤが設立25周年を迎えた今年、同市の発展を妨げる未完事業のひとつであるモノレール敷設計画を再開する運びとなった。

4億リンギ(約107億円)を投じて、プトラジャヤ市内を運行する1号線(13.2km・18駅)と2号線(6.8km・7駅)を整備する予定だった当初の計画は活かしつつ、サイバージャヤやカジャン、バンギなど、近隣エリアにも路線を拡張することで利用者の拡大に繋げる方針で、2025年までに開通を目指す。正式なモノレールのルートについては、今後運輸省がマスタープランを策定する。

なお、プトラジャヤの開発を主導するプトラジャヤ・コーポレーションによると、現在の同市の人口は約9万人で、その多くは市内にある行政機関などに勤務する公務員とその家族となっており、従来の計画通りモノレールが市内のみの運行となった場合、予想利用者数は1日当たり12万人にとどまる見込みとなっている。

現在、プトラジャヤにはクアラルンプール国際空港(KLIA)とクアラルンプール(KL)市内を結ぶ快速電車「KLIAエクスプレス」が乗り入れているが、将来的には現在建設中の都市高速鉄道(MRT)2号線(スランゴール州スンガイブロー~プトラジャヤ)や、東海岸鉄道(ECRL)なども利用できるようになる見通しで、プトラジャヤが新たな交通ハブとなることも期待されている。

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投稿更新日:2020年01月14日