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2020.02.28
タイ不動産開発SCアセット、20年は低層中心に住宅事業13件を販売

タイの不動産開発会社SCアセットはこのほど、2020年に新たに住宅事業13件を販売する方針を発表。このうち、供給過剰にあるコンドミニアムの販売は1件にとどめ、残る12件は一戸建てやタウンハウス(低層集合住宅)などの低層住宅になるという。

新規事業13件の販売総額は160億バーツ(約554億円)で、低層住宅12件が計125億バーツ、コンドミニアム1件が35億バーツ。低層住宅の分譲価格は1戸当たり200万~5,000万バーツで、バンコクのウィパワディー、ラマ5世通り、チェーンワタナ、ラマ9世通り、パタナカン、バンナーなどに開発する。

また、コンドミニアム1件は、西日本鉄道と共同でラプラオ五差路付近に開発する「ザ・クレスト・パーク・レジデンス」(全429戸)で、今年第2四半期(4~6月)の販売開始を予定している。

その他、収益基盤を拡大するため、タイ国内でのホテル運営や米ボストンでのアパート運営を強化することも発表。今後3年以内にタイ国内でホテル計1,000室を開業する計画で、バンコクのラチャダピセーク通り、スクンビット通り、ウィパワディー通り、東部パタヤなどに開発する。

一方、米ボストンでのアパート運営についても、平均空室率が3%未満と良好な環境にあることから、継続的な投資を行い安定収入を確保したいとしている。

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投稿更新日:2020年02月28日