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2021.08.13
タイ不動産大手APは21年上期に2桁増収益、予約販売額は過去最高

タイの不動産開発大手APタイランドが10日に発表した2021年上半期(1~6月)の決算は、売上高が前年同期比31%増の172億8,900万バーツ(約575億円)、純利益が同37%増の25億1,800万バーツとなった。また、予約販売額は205億バーツと過去最高を記録した。

タイでは新型コロナウイルスの感染拡大が続いているものの、低層住宅を中心に需要は堅調だという。ただ、今年4月以降に感染拡大が急加速していることもあり、第2四半期(4~6月)だけを見ると、売上高は前年同期比3%増の80億6,300万バーツ、純利益は8%減の11億1,500万バーツとなっている。

APはコロナ禍でも収束後を見据えて積極的な投資を進めており、今年は通年で120億バーツを土地購入予算として計画し、このうち52億バーツを上半期に消化している。下半期には残る68億バーツでさらなる土地取得を進めていくほか、26件・総額334億バーツの新規プロジェクトを立ち上げる考えだという。

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投稿更新日:2021年08月13日