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2021.08.16
星不動産大手キャピタランド、21年上期は9.5倍の増益

シンガポールの政府系不動産開発会社キャピタランドが発表した2021年上半期(1~6月)の決算によると、売上高は前年同期比35%増の27億3,000万Sドル(約2,200億円)、純利益は同9.5倍の9億2,220万Sドルだった。

売上全体の77%を占める2つの主要市場、シンガポールと中国で新型コロナウイルスの感染が落ち着きをみせた中、テナントからの賃料収入が改善。2020年後半に開業したシンガポールのオフィスビル「79ロビンソンロード」や、中国で新たに買収したビジネスパークからの収入も貢献した。

キャピタランドのグループ最高経営責任者(CEO)であるリー・チークーン氏は、「21年上半期の業績は好調だったが、今後もしばらく新型コロナの影響による混乱が続くことや、広域経済の正常化が見通せないことを念頭に置き、慎重かつ効率的に事業を継続していく」と手綱を締めた。

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投稿更新日:2021年08月16日