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2021.10.26
バンコク首都圏の空き地地価指数、21年3Qは3四半期連続の上昇

タイ政府住宅銀行(GHB)傘下の不動産情報センター(REIC)によると、2021年第三四半期(7~9月)におけるバンコク首都圏(グレーターバンコク)の空き地地価指数は前期比0.5%増の334.4となり、3四半期連続で上昇した。ただ、新型コロナウイルスの影響で景気が低迷する中、コロナ禍前(2015~19年)5年間の平均上昇率4.1%は大幅に下回った。

REICのウィチャイ・ウィラットカパン事務局長代理によると、地価の伸び悩みの背景には、一部の地主が経済の回復まで土地区画の売却を見合わせていることがあるという。

また、地価の上昇は主に、2019年9月に操業を開始したバンコク・メトロ(MRT)「ブルーライン」の西部延伸区間、フアランポーン駅~バンケー駅の間で発生したと説明。特に、ブルーラインの終着駅周辺に当たるノンケーム地区とバンケー地区で、地価の上昇が目立ったとしている。

バンコク首都圏の空き地地価指数(2015年1Q~2021年3Q)

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投稿更新日:2021年10月26日