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2022.05.27
フィリピンのMRT7号線、全線開通は23年に後ずれへ

フィリピン運輸省はこのほど、マニラ首都圏で建設が進む都市高速鉄道(MRT)7号線について、全線開通時期が当初予定の2022年中から2023年中へとずれ込む見通しであることを明らかにした。

ティモシー・バタン次官によると、現在の工事進捗率は65%であり、「2022年末までに部分的な運用を開始し、2023年中には完全な運用を目指す」としている。

MRT7号線は、マニラ首都圏ケソン市のノースアベニューと首都圏北郊のブラカン州サンホセデルモンテを結ぶ路線。開通後は、両区間の移動時間が現在の約2時間から約30分へと大幅に短縮される見通しとなっている。

バタン長官によると、初年度は1日当たり30万人の利用を見込んでいるが、将来的な利用の拡大を見据えて最大80万人の乗客に対応できるようにしているという。

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投稿更新日:2022年05月27日