海外不動産の投資・購入・売却、セミナー、物件視察ツアー、海外移住はフォーランドリアルティネットワークへ

ニュース&トピック

ニュース&トピック(詳細)

2022.06.22
中国人富裕層、シンガポールでファミリーオフィス開設を拡大

シンガポール最大の法律事務所デントンズ・ロダイク&ダビッドソンによると、2022年1~4月にシンガポールで新たに開設されたファミリーオフィス(富裕層一族の資産の運用・保全を行う組織)のうち、広東省、香港、マカオの中国系投資家によるものが全体の44%を占め、前年同期の38.6%から一段とシェアを高めた。

中国国内でビジネスに対する規制が強まる一方、東南アジアはスタートアップへの投資に適していることから、そのハブ地としてシンガポールでのファミリーオフィスの開設を行うケースが増えている見られる。

実際にシンガポールでファミリーオフィスを開設した中国人実業家は地元メディアの取材に対し、「日本や香港、台湾などでの開設も検討したが、東南アジアでブロックチェーン(分散型台帳)や人工知能(AI)関連などのスタートアップに投資するうえでは、シンガポールが有利だと判断した」と語っている。

なお、シンガポールでは今年4月、ファミリーオフィスが税制上の優遇措置の対象となるための要件が厳格化されているが、デントンズ・ロダイク&ダビッドソンはそれによりシンガポールの信頼性が高まり、今後も中国人富裕層によるファミリーオフィスの開設が増加すると見ている。

シンガポール不動産についての最新情報

シンガポール不動産についての最新情報は下記リンク先よりご確認ください。


関連記事

2024.05.10
24年1QのフィリピンGDPは5.7%増、政府支出や輸出が下支え

フィリピン統計庁(PSA)によると、2024年第1四半期(1~3月)の実質GDP成長率(速報値)は、前年同期比5.7%増となり、前期の5.5%増から伸びが加速した。 詳細を見ると、GDPの7割超を占める個人消費は4.6%増となり、コロナ禍で落ち込んだ2021...[記事全文]

2024.05.08
阪急電鉄がマニラLRT1号線の運営に参画、不動産開発も視野

住友商事、阪急電鉄、国際協力機構(JICA)は7日、フィリピンのマニラ首都圏を走る都市旅客鉄道LRT1号線の運営・保守事業に共同で取り組むことで合意したと発表した。 LRT1号線は、ケソン市フェルナンド・ポー・ジュニア駅~パサイ市バクララン駅を結ぶ全長約20...[記事全文]

2024.04.23
マレーシア、セランゴール州に東南ア最大のIC設計ハブを開設へ

マレーシア政府は、今年7月にも首都圏セランゴール州のプチョンに、東南アジア最大の集積回路(IC)設計ハブを開設することを発表した。進出企業や投資家には、減税や補助金、ビザ免除などの様々な優遇措置が提供されることになる。 セランゴール州情報技術・デジタルエコノ...[記事全文]

バックナンバー検索

  • ビジネスカテゴリで検索
ビジネス 政治 金融・経済 不動産 生活 その他
  • キーワードで検索

投稿更新日:2022年06月22日