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2023.03.24
フィリピン中銀が6.25%に利上げ、インフレ根強く

フィリピン中央銀行は23日に開催した金融政策決定会合で、政策金利に当たる翌日物借入金利を0.25ポイント引き上げ、6.25%とすることを決めた。利上げの決定は、9会合連続(緊急会合を含む)となる。

2月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比8.6%増と、約14年ぶりの水準に高止まりする中、一段の金融引き締めが必要だと判断した。ただ、欧米の銀行セクターの混乱を踏まえ、利上げ幅は前回の0.50ポイントから縮小させている。

メダリヤ中銀総裁は会見で、インフレ懸念は依然として強いとした一方、国内経済や金融システムは健全だとし、今後もインフレ抑制に重点を置く姿勢を示した。ただ、欧米の金融システム不安を受けて、「年内にさらに1回以上の利上げを見込んでいたが、データ次第になった」とも述べており、一段の利上げはこれまで以上に慎重に進めていくとしている。

なお、中銀は先行きのインフレ見通しについて、2023年は従来の6.1%から6.0%に、2024年は同3.1%から2.9%にそれぞれ下方修正している。

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投稿更新日:2023年03月24日