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2023.06.26
外国人へのタイのコンド所有権移転、23年1Qは8割増

タイ政府住宅銀行(GHB)傘下の不動産情報センター(REIC)によると、2023年第1四半期(1~3月)に外国人に所有権が移転されたコンドミニアムは、前年同期比79.2%増の3,775戸だった。また、金額ベースでも同67.6%増の171億2,800万バーツ(約700億円)と大きく伸びた。

移転先の国籍を見てみると、中国が全体の46.3%に上る1,747戸で最多。以下、ロシアが387戸、アメリカが156戸、イギリスが146戸、ドイツが131戸と続いた。地域別の譲渡数では、中国人やロシア人に人気の高い東部チョンブリが1,601戸で最も多く、次いで首都バンコクが1,423戸だった。

この他、外国人が購入したコンドミニアムの平均価格は、1戸当たり450万バーツだった。ただ、全体の約半数にあたる1,900戸以上の取引が、300万バーツ未満のコンドミニアムだったという。

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投稿更新日:2023年06月26日