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2022.02.16
21年の在外フィリピン人送金額、過去最高の314億ドル

フィリピン中央銀行によると、2021年通年のフィリピン人海外出稼ぎ労働者(OFW)を含む在外フィリピン人からの送金額(銀行経由のみ)は、前年比5.1%増の314億1,800万ドル(約3兆6,320億円)となり、過去最高を更新した。送金額拡大の背景には、世界各国で経済活動の再開が進み、OFWの雇用が拡大したことがあると見られる。

詳細を見ると、陸上労働者からの送金が前年比5.6%増の248億7,000億ドルと大きく貢献。海上労働者からの送金も同3%増の65億4,000万ドルと堅調だった。

また、国・地域別ではアメリカからの送金が全体の40.5%を占め最多。以下、シンガポール、サウジアラビア、日本、イギリス、アラブ首長国連邦(UAE)、カナダ、台湾、カタール、韓国と続いた。

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投稿更新日:2022年02月16日