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2022.10.12
22年9月のオアフ島住宅販売は2ケタ減、金利上昇が重し
ホノルル不動産協会(HBR)がこのほど公表した最新の市況レポートによると、2022年9月にオアフ島で取引された一戸建て住宅の件数は、前年同月比34.4%減の278戸となった。ただ、販売価格(中央値)は同4.8%上昇し、110万ドル(約1億6,070万円)だった。
また、コンドミニアムについても、取引件数は前年同月比19.3%減の496戸にとどまったものの、販売価格(中央値)は同5.1%上昇の50万2,500ドルとなった。
住宅ローン金利が6%付近まで上昇していることが、消費者マインドを悪化。一戸建てでは60万~89万9,999ドルの価格帯の取引が前年同月比45.4%減、コンドミニアムでは79万9,999ドル以下の価格帯が同23.6%減と落ち込みが目立った。
一方、低価格帯を中心に販売活動が滞っていることが、販売価格の中央値の押し上げに繋がった。ただ、当初の提示価格を上回って取引された物件の割合は、一戸建てが36%(前年同月は64%)、コンドミニアムが29%(同40%)にとどまった。
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投稿更新日:2022年10月12日