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シンガポール人材開発省は先月30日、専門職向け就労ビザ（EP）申請におけるポイント制度「コンパス」の資格審査で要求される学歴証明書の検証・審査を行う専門業者12社を選出した。

人材開発省は今年9月1日からの「コンパス」導入に先立ち、学歴証明書等の資格の不正提出を避けるため、EP申請者の雇用主企業に第三者検証を義務付ける方針を明らかにしており、今回はその際に検証が有効となる業者を選定した形となる。

選定業者12社のうち1社は日本の審査に特化した業者となっており、シンガポールに本拠を置く日系コンサルティング会社グローバル・パートナーズ・コンサルティング（GPC）傘下のGPCゲートウエーが担う。この他、10社は世界中のほとんどの国・地域の学歴証明に対応し、1社はアメリカ、イギリス、オーストラリア、マレーシアの学歴証明書の審査に特化している。

各社のサービス手数料は、審査1回当たり30～60Sドル（約3,200～6,400円）。審査はおおむね1～2週間で完了するという。

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