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2015.08.13
マニラ湾周辺のオフィス賃料、直近1年間で2割上昇

不動産サービス大手サビルズ・グループと提携するKMC-MAGが発表した、マニラ首都圏のオフィス賃料に関するレポートによると、2015年第2四半期(4~6月)時点で、マニラ湾周辺における「グレードA」のオフィス賃料(1㎡当たりの平均月額)は前年同期比18.3%増の655.1ペソ(約1,769円)と、マニラ首都圏で最大の伸びとなった。また、空室率も0.5%と極めて低い水準だった。

KMC-MAGのリーシング部門でアソシエイト・ディレクターを務めるロザリオ・カルボネル氏によると、「マニラ湾周辺では、オフィス、ホテル、カジノなどをミックスした複合開発が活発に行われており、ここに国内外の投資家が、数十億ドル規模の資金を投じている」とし、オフィスと住居への投資が、賃料上昇の背景にあると分析している。

また、ビジネス中心地であるマカティCBDでは、拡大するオフィス需要に供給が追いつかず、近年、賃料高止まりの状況が続いている中、首都圏へ参入したいビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)企業などが同地域を諦めて、マニラ湾周辺やボニファシオ・グローバルシティ(BGC)といった、周辺の新興開発地区へと流れる傾向にあることも大きく影響している。

マニラ首都圏のオフィス賃料と空室率(2015年第2四半期)

調査は、マカティ市中央ビジネス地区(CBD)、ボニファシオ・グローバル・シティ(BGC)、ケソン市、マニラ湾周辺、オルティガス、アラバンの6地域を対象に、1㎡当たりの平均月額賃料や空室率を調べたもので、調査結果は以下の通り。

地域 賃料 増減率 空室率
マカティCBD 958.6ペソ 2.6% 3.8%
ボニファシオ・グローバルシティ 855.0ペソ 6.8% 1.3%
ケソン市 688.1ペソ 7.8% 1.0%
マニラ湾周辺 655.1ペソ 18.3% 0.5%
オルティガス 609.9ペソ 3.7% 3.5%
アラバン 602.4ペソ 0.2% 14.1%

※調査対象は「グレードA」のオフィス(マカティCBDのみ「プレミアム」を含む)
※賃料は1㎡当たり平均月額
出所:KMC-MAG

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投稿更新日:2015年08月13日