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2016.07.13
米IBM、シンガポールにブロックチェーン研究拠点を開設へ

米IBMは12日、仮想通貨の基盤技術「ブロックチェーン」を研究するイノベーションセンターをシンガポールに開設すると発表。IBMがグループ全体で同様のセンターを開設するのは初めてで、同国の政府機関や民間企業と協力し、金融・貿易分野を中心にブロックチェーンの活用を促す。

同センターは、IBMが6月にシンガポール湾岸部に開所したコグニティブ・データ分析技術の研究関連施設『ザ・ワトソン・センター・アット・マリーナベイ』に併設される。

シンガポールの経済開発庁(EDB)や金融管理庁(MAS)、港湾管理大手PSAシンガポール・ターミナルズ、地場の中小・新興企業などが研究プロジェクトに参画する予定で、ブロックチェーン、サイバーセキュリティー、コグニティブ(認知)コンピューティング技術の3分野の研究を産官学の連携により進めることで、実用化の道を探る。

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投稿更新日:2016年07月13日