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2023.08.10
ジョホールの住宅取引が活発化、国境鉄道RTSの開通見据え

シンガポールの金融紙ビジネスタイムズによると、2023年第1四半期(1~3月)におけるマレーシア南部ジョホール州の住宅取引件数は7,497件となり、コロナ禍前の2020年第1四半期を12%上回った。また、取引額は32億ドル(約1,000億円)と、マレーシア全体ではセランゴール州に次ぐ高い水準を記録した。

ジョホール州の住宅取引のうち、州都ジョホールバルのものが全体の約6割に当たる4,307件(22億リンギ)を占めている。背景には、ジョホールバルの「ブキチャガー駅」と隣国シンガポールの「ウッドランド・ノース駅」を結ぶ高速輸送システム(RTS)が、2026年に開通を予定していることがある。

現在、両国の国境を移動する場合、自動車だと混雑時には1時間半(入管手続き含む)かかることも珍しくないが、RTSが開通するとこれらが15分程度まで短縮される見通しで、シンガポールとの経済圏化が進むとの期待がある。

また、シンガポールで住宅価格の高騰や追加印紙税の大幅な引き上げが進み、購入・賃貸ともに負担感が非常に増していることで、相対的に割安感が強いジョホールバルを生活拠点とし、シンガポールに越境通勤する人が増えていることも追い風となっている。

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投稿更新日:2023年08月10日