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2023.08.23
ジョホールバル中心部の不動産価格や賃料、KL首都圏に接近
マレーシアの大手銀行RHBバンク傘下のRHBリサーチによると、ジョホール州ジョホールバル中心部の高層住宅プロジェクトと商業施設の賃料や価格が、クアラルンプール首都圏(クランバレー)の水準に接近してきているという。
背景には、ジョホールバルとシンガポールを繋ぐ高速輸送システム(RTS)の開通が、2026年末に予定されていることがある。また、シンガポールで住宅価格や賃料が高騰する中、相対的に割安感が強いジョホールバルの住宅へのニーズが拡大していることも追い風となっている。
加えて、シンガポールドル高によって、ジョホールバル市内における不動産の価格や賃料の割安感が増していることも影響していると見られる。
RHBリサーチによると、ジョホールバル中心部に設けられるRTSの駅周辺で開発される高層住宅プロジェクトの取引額は、1sqft(約0.093㎡)当たり900~1,100リンギ(約28,100~34,300円)と、クランバレーとほぼ同じ水準に達している。
また、シンガポールドル高の影響で、より割安感のあるジョホールバルの商業施設に買い物に来るシンガポール人も増えている中、市内の一部商業施設の賃料についても、クランバレーと同水準になっていると指摘。コムタJBCCやR&Fモールなど、ジョホールバル中心部の戦略的なロケーションに位置する商業施設は、RTS開通によって買い物客のさらなる増加や稼働率の上昇が見込めると見ている。
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投稿更新日:2023年08月23日