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2026.06.11 NEW
シンガポールの少子化対策、出産促進から生活支援に政策転換へ

シンガポールのローレンス・ウォン首相はこのほど、少子化対策としてこれまで実施してきた出産促進のための優遇措置を見直し、家庭の生活を改善することに重点を置く政策にシフトする考えを示した。

シンガポールでは少子化対策として、出産時の現金給付制度「ベビー・ボーナス・キャッシュ・ギフト」や、父親の育児休暇の拡大、卵子凍結規制の緩和など、様々な優遇措置を提供してきた。

しかし、2025年の合計特殊出生率は0.87と過去最低を更新。ウォン首相は、出生率低下を食い止めるために、政府ができることには限界があることを認めたうえで、「出産を促すためのインセンティブを考えるのではなく、シンガポールの家庭の生活を本当に良くするために何ができるかという観点で考えるべきだ」と語っている。

また、出生率が急回復する可能性は低いため、今後も慎重な流入管理を行いながら、移民の受け入れを続けていくと言及。さらに、少子化の中でも生産性と経済成長を維持できるよう、テクノロジーやAI(人工知能)への依存を一段と強める必要があるとも述べている。

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投稿更新日:2026年06月11日