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2020.08.26
20年7月の米新築住宅販売は13.9%増、13年7ヵ月ぶり高水準

米商務省が発表した2020年6月の新築住宅販売件数(季節調整済・年率換算)は、前月比13.9%増の90万1,000戸となった。住宅ローン金利が歴史的な低水準にあることに加え、在宅勤務の定着で人口密度の高い都市部から郊外の大型物件への移住需要が拡大していることから、米住宅市場は活況を呈しており、2006年12月以来、13年7ヵ月ぶりの高水準を記録した。

地域別では、中西部が前月比58.8%増の12万7,000戸と最大の伸びを示したほか、南部が13%増の51万3,000戸、西部が7.8%増の22万1,000戸といずれも好調だった。一方、北東部は23.1%減の4万戸となった。

その他、住宅販売価格(中央値)は33万600ドルと、前年同月比で7.2%上昇。住宅在庫が29万9,000戸(6月:30万4,000戸)に減少し、7月の販売ペースに基づく在庫の消化期間も4.0ヵ月(6月:4.6ヵ月)に短縮するなど、需給のひっ迫化が価格上昇に繋がっている。

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投稿更新日:2020年08月26日