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2026.04.15
26年Q1のシンガポールGDP成長率は4.6%増、予想下回る

シンガポール貿易産業省が14日に発表した、2026年第1四半期(1~3月)における実質GDP成長率(速報値)は、前年同期比4.6%増となり、市場予想の5.9%を大幅に下回った。

ただ、速報値は対象期間の最初の2ヵ月の統計に基づいて算出されている。そのため、2月末から始まったアメリカによるイラン攻撃の影響を織り込んでおらず、5月に発表される改定値で大きくブレる可能性がある。

GDP成長率を業種別に見ると、建設業が前年同期比9.0%増で最も高く、成長をけん引。また、製造業は同5.0%増、サービス業は同4.7%増といずれも底堅さを見せた。

なお、シンガポール金融管理庁(MAS、中央銀行に相当)は同日、イラン戦争に起因するインフレリスクに対応するため、約3年半ぶりに金融引き締めを実施。通貨高の容認姿勢を強めるため、シンガポールドル名目実効為替レート(SドルNEER)の政策バンドの実勢上昇率(傾き)を、わずかに引き上げるとした。

また、MASはシンガポール経済について、「インフレと成長の見通しには、相当なリスクが存在する。今年のGDPの伸び率は減速し、需給ギャップはゼロ近辺にとどまるだろう」と指摘。特に、今後本格的に波及してくるインフレに強い警戒感を滲ませている。

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投稿更新日:2026年04月15日