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2026.04.13
米S&P、フィリピンの格付け見通しを「安定的」に引き下げ

米格付け大手S&Pグローバル・レーティングスはこのほど、フィリピンの信用格付け見通しを、「ポジティブ(強含み)」から「ステーブル(安定的)」に引き下げたことを発表した。一方、格付け自体については、長期債務を「BBB+」、短期債務を「A-2」にそれぞれ据え置いている。

S&Pは2024年11月に、フィリピンの信用格付け見通しを、向こう24ヵ月以内の格上げの可能性を示唆する「ポジティブ」に引き上げていた。しかし今回、中東情勢の緊迫化による経済や財政への影響を考慮し、再評価を行った結果、フィリピンの格上げは一旦遠のく形となった。

ただ、S&Pは基本的なシナリオとして、フィリピン経済が今後2年間、健全な経済成長を維持すると見ており、財政実績は徐々に改善すると予測。今後2年間で経常赤字が縮小し、対外収支が構造的な純資産ポジションを維持するようであれば、再び評価を引き上げる可能性があるとしている。

一方、ダウンサイドシナリオとして、中東情勢の影響が長期的な成長トレンドを大幅に悪化させ、政府の財政悪化に繋がるようであれば、格下げを行う可能性もあるとも述べた。

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投稿更新日:2026年04月13日