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2021.08.17
7月のシンガポール民間住宅販売は6ヵ月ぶり高水準、郊外需要が堅調

シンガポール都市再開発庁(URA)によると、2021年7月の新築民間住宅販売は前月比82.2%増の1,589戸となり、6ヵ月ぶりの高水準を記録した。

地域別に見ると、全体の約3分の2は郊外または中央地域外(OCR)の物件の販売が占めた。中でも成約数が多かったのは、7月24日に発売された東部パシルリス・ドライブのコンドミニアム「パシルリス8」で、分譲を開始した全487戸のうち約85%に上る418戸が成約。販売価格の中央値は、1平方フィート(約0.0929㎡)当たり1,624Sドル(約13万1,000円)だった。

不動産仲介大手オレンジティー&タイのクリスティーン・サン調査・分析上級副社長は、「月の後半に新型コロナウイルスの感染対策でショールームやセールスギャラリーの営業が一部規制されたが、多くの買い手が市場に戻ってきており販売成績に大きな影響はなかった。売り手も買い手も制限がある環境に慣れたようだ」と分析した。

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投稿更新日:2021年08月17日