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2024.07.10
シンガポールの公営住宅転売価格、100万Sドル以上が過去最多
シンガポールの不動産情報サービス会社であるシンガポール・リアル・エステート(SRX)と99.coによると、2024年6月におけるシンガポールの公営住宅(HDBフラット)の転売価格(速報値)は、前月比で平均1.8%上昇した。上昇は9ヵ月連続。
一方、取引件数は2,184件と、前月比で13.1%減少。6月に住宅開発庁(HDB)が、受注生産方式「Build-To-Order(BTO)」によるHDBフラットを発売したため、一部の需要が転売市場からそちらに流れたと見られる。
詳細を見ると、100万Sドル(約1億1,350万円)以上で取引されたHDBフラットが前月比30%増の96戸となり、単月で過去最多を更新。最高取引額は、中央部ティオンバルにあるブーンティオン・ロードの5ルーム(4ベッドルーム)の物件の160万Sドルだった。
100万Sドル以上の取引が拡大している背景には、中心部やMRT(都市高速鉄道)駅周辺など、より魅力のある立地のHDBフラットに対する需要が高まっていることがある。こうしたプライム立地の物件の場合、BTO物件だと最低居住期間(MOP)が10年と長いため、転売市場が好まれやすい傾向がある。
また、民間のファミリー向けコンドミニアム(3ベッドルーム以上)において、100万~165万Sドルの価格帯の物件供給が減少していることも、HDBフラット価格の押し上げに繋がっていると見られる。
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投稿更新日:2024年07月10日