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2024.09.03
筑波大がマレーシア校を開校、日本の学士号授与へ
筑波大学は2日、マレーシアの首都クアラルンプール(KL)に「筑波大学マレーシア校(UTMY)」を開校した。文部科学省によると、日本の大学が海外で学位を授与するのは初めてだという。
UTMYが開校したのは、マレーシア最古の国立大学であるマラヤ大学の一角。新たな学部として「学際サイエンス・デザイン専門学群」を設置し、14人の教授陣が情報工学や生命環境学、政治学などを教える。講義は日本語と英語で行われ、日本語は必修科目となる。
学費はマレーシア人学生が年間3万5,000リンギ(約117万円)、留学生が同3万8,000リンギ(約127万円)。日本の筑波大学のおよそ2倍となるが、マレーシアにある海外大学の分校としては平均的な金額だという。
なお、初年度の新入生はマレーシア人が7人、日本人が6人の計13人。許認可手続きの遅れもあって募集期間が短かったため、40人の定員には満たなかった。
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投稿更新日:2024年09月03日