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2024.11.01
カタール政府系ファンド、ベトナム投資の強化を検討

ベトナムのファム・ミン・チン首相は先月30日、カタールの政府系ファンド(SWF)に当たるカタール投資庁(QIA)のシェイク・バンダル・アル・サーニー議長と会談し、ベトナム投資の拡大を検討するよう要請した。

会談でチン首相は、ベトナムとカタールの外交関係が良好に発展している一方、経済的協力は思うように進んでいない現状に言及。そのうえで、高速道路、高速鉄道、都市鉄道、地下鉄、港湾、通信インフラなどの重要インフラや、太陽光発電、風力発電、エネルギー貯蔵システムなどの再生可能エネルギー分野への投資を奨励した。

これに対してアル・サーニー氏は、QIAが欧米偏重の従来の投資ポートフォリオの分散化を進めるため、アジア地域での存在感を高めていきたい考えを持っていることを説明。「QIAは近い将来、ベトナムへの投資を拡大する用意がある」としたうえで、重要インフラセクターなどでの投資機会を調査するため、近いうちに代表団をベトナムに派遣すると表明した。

なお、QIAは石油や天然ガスに依存した経済の多角化を図るため、2005年に設立された中東を代表する政府系ファンドであり、2023年末時点における推定資産額は約4,750億ドル(約72兆2,000億円)に上っている。

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投稿更新日:2024年11月01日