海外不動産の投資・購入・売却、セミナー、物件視察ツアー、海外移住はフォーランドリアルティネットワークへ

ニュース&トピック

ニュース&トピック(詳細)

2024.11.01
カタール政府系ファンド、ベトナム投資の強化を検討

ベトナムのファム・ミン・チン首相は先月30日、カタールの政府系ファンド(SWF)に当たるカタール投資庁(QIA)のシェイク・バンダル・アル・サーニー議長と会談し、ベトナム投資の拡大を検討するよう要請した。

会談でチン首相は、ベトナムとカタールの外交関係が良好に発展している一方、経済的協力は思うように進んでいない現状に言及。そのうえで、高速道路、高速鉄道、都市鉄道、地下鉄、港湾、通信インフラなどの重要インフラや、太陽光発電、風力発電、エネルギー貯蔵システムなどの再生可能エネルギー分野への投資を奨励した。

これに対してアル・サーニー氏は、QIAが欧米偏重の従来の投資ポートフォリオの分散化を進めるため、アジア地域での存在感を高めていきたい考えを持っていることを説明。「QIAは近い将来、ベトナムへの投資を拡大する用意がある」としたうえで、重要インフラセクターなどでの投資機会を調査するため、近いうちに代表団をベトナムに派遣すると表明した。

なお、QIAは石油や天然ガスに依存した経済の多角化を図るため、2005年に設立された中東を代表する政府系ファンドであり、2023年末時点における推定資産額は約4,750億ドル(約72兆2,000億円)に上っている。

ベトナム不動産についての最新情報

ベトナム不動産についての最新情報は下記リンク先よりご確認ください。


関連記事

2025.10.28
ベトナム、26年から不動産所有の申告を義務付けへ

ベトナム政府が2026年より、国家住宅及び不動産データベースの構築を目的とした建設省の提案に基づき、所有する不動産に関する詳細情報の提供を義務付ける方針であることが明らかになった。 同取り組みは、不動産市場の透明性とデータ品質を向上させ、より効果的な政策立案と市場規制を...[記事全文]

2025.10.10
フィリピン中銀が4会合連続の利下げ、汚職疑惑で見通し悪化

フィリピン中央銀行は9日に開催した金融政策決定会合で、政策金利に当たる翌日物借入金利を0.25ポイント引き下げ、4.75%とすることを決めた。引き下げは4会合連続で、2022年11月以来の4%台への低下となる。 中銀のエリ・レモロナ総裁は声明で、「インフレ見通しは穏やか...[記事全文]

2025.10.10
24年のマレーシア世帯月収中央値は5.1%増、格差は過去50年で最小

マレーシア統計局がこのほど公表した2024年の家計収支調査(HIES)によると、世帯月収の中央値は前年比5.1%増の7,017リンギ(約25万3,300円)となった。一方、平均値は同3.8%増の9,155リンギだった。 中央値の詳細を見ると、都市部が8,139リンギ、農...[記事全文]

バックナンバー検索

  • ビジネスカテゴリで検索
ビジネス 政治 金融・経済 不動産 生活 その他
  • キーワードで検索

投稿更新日:2024年11月01日