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フィリピンの商業銀行最大手BDOユニバンクは15日、マニラ首都圏マカティ市でメイン複合オフィスビル「BDOコーポレート・センター・マカティ」の起工式を開催した。

同社がコーポレート・センターを開発するのは、パシッグ市にある「BDOコーポレート・センター・オルティガス」、セブ州に近く完成する「BDOコーポレート・センター・セブ」に続く、国内3ヵ所となる。

BDOによると、同ビルの設計は北京国際空港、香港HSBC本社などを手掛けたことで知られる、イギリスの著名建築設計事務所フォスター＆パートナーが担当。5つの区画にまたがる形で2つのタワー棟と別館1棟を開発する計画で、タワー棟は革新的な外骨格構造を備えた、オープンかつ柔軟性の高いものになるという。

また、放射冷房システムなどの導入でエネルギー消費を約40％削減し、飲料水の約70％は敷地内で再利用するなど、環境にも配慮したビルとなる見通し。

なお、完成予定時期や総工費は明らかにしていない。

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