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2025.10.21
新MM2Hの承認が6000人に、条件難化で日本人の取得は低調

マレーシアのダトゥク・セリ・ティオン・キング・シン観光・芸術・文化大臣はこのほど、条件を刷新して2024年6月から新たに開始された長期滞在ビザプログラム「マレーシア・マイ・セカンドホーム(MM2H)」の承認者数が、2025年8月末時点で計5,972人となったことを明らかにした。

国別では、中国本土出身者が3,414人で最多。以下、台湾が611人、香港が292人、シンガポールが184人、アメリカが174人で続いた。一方、旧制度では中国に次ぐ世界2番目の累計取得者数だった日本は、新制度では上位に名を連ねることはなかった。

日本人の存在感が低下した背景には、金銭面のハードルが大幅に引き上げられたことがあると見られる。旧制度では50歳以上の場合、月収が1万リンギ(約35万円)以上、かつマレーシア国内の銀行に15万リンギ(約530万円)の定期預金をすれば、10年間の長期滞在ビザを取得することができた。

しかし、新制度では収入要件こそなくなったものの、最も取得のハードルが低い有効期間5年のシルバービザでも、15万ドル(約2,250万円)の定期預金と60万リンギ(約2,100万円)以上の不動産購入(10年間売却不可)が必須に。さらに、15年間有効なゴールドビザでは、50万ドルの定期預金と100万リンギ以上の不動産購入、20年有効なプラチナビザでは100万ドルの定期預金と200万リンギ以上の不動産購入が必要となっている。

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投稿更新日:2025年10月21日