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2016.03.07
ジョホールの人工島開発プロジェクト「フォレスト・シティー」が始動

マレーシア・ジョホール州のジョホール海峡に人工島を開発する「フォレスト・シティー」事業が6日、正式に始動。同日開かれた起工式典には、ナジブ首相のほか、ジョホール州のイブラヒム・イスカンダル州王、事業母体であるマレーシアと中国の合弁企業、カントリー・ガーデン・パシフィックビュー(CGPV)に出資する中国の不動産開発大手カントリー・ガーデン・ホールディングス(碧桂園集団)の楊国強会長らが出席した。

起工式典に出席したナジブ首相は、同事業に対する税優遇策の適用を発表。開発期間20年、総投資額1,758億リンギ(約4兆8,514億円)を見込む大型事業の成功を国を挙げて後押しする考えで、2035年までに金融や電子商取引など高付加価値型の産業を中心に22万人分の新規雇用を見込んでいる。CGPVの試算では、同事業によってマレーシアのGDPが、1976億リンギ(約5兆4,300億円)押し上げられるという。

フォレスト・シティーは、マレーシア・シンガポール間を結ぶ連絡橋「セカンドリンク」近くに造成する4つの人工島から構成。東京ドーム約300個分に相当する約14㎢の敷地に、住宅や商業施設、ホテル、病院、学校、国際会議場などを建設する。

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投稿更新日:2016年03月07日