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2017.06.15
阪急不動産、フィリピンの住宅開発事業に進出

阪急不動産は14日、フィリピンで住宅開発を手掛けるPAアルバレス・プロパティーズ&デベロップメントと合弁会社を設立し、同国の住宅開発事業に初進出すると発表した。海外進出はベトナム、タイに続く3ヶ国目となる。

マニラ首都圏郊外のカビテ州ダスマリニャス市で約37億円を投じ、戸建て住宅403戸、タウンハウス(連棟式住宅)465戸の計868戸の分譲住宅を開発する計画で、10月頃に着工し、2022年8月に完工する予定としている。平均販売価格は、戸建てが270万~310万ペソ(約601万~690万円)、タウンハウスが170万ペソとなる。

ダスマリニャス市は、マニラ市中心部から約30キロメートルの距離にあり、首都圏や周辺の工業団地で働く人たちのベッドタウンとなっている。手頃な価格で質の高い住宅を提供することで、若年世代の中間所得層を中心に需要を取り込みたい考え。

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投稿更新日:2017年06月15日