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2019.08.15
三菱地所、マニラ首都圏タギッグ市でオフィスビル開発へ

三菱地所は14日、フィリピンの不動産開発会社アーサランドがマニラ首都圏タギッグ市で建設しているオフィスビル「Savya Financial Center(サビヤ・フィナンシャル・センター)」の共同開発に乗り出すと発表した。同社にとってフィリピン初の開発事業であり、建設を計画している地上14階建てビル2棟のうちの1棟である「North Tower」の開発を担う。

本物件は、大手財閥アヤラ・コーポレーションがニノイ・アキノ国際空港(NAIA)近くで開発を手掛ける新街区「アルカサウス」内に建設。三菱地所が開発を担当するNorth Towerは延床面積約3万㎡となり、2021年末の完成を見込んでいる。

三菱地所はサビヤ・フィナンシャル・センターの開発に参画した理由として、マカティCBDやボニファシオ・グローバルシティなど主要エリアへのアクセスが良く、2025年にはアルカサウス内に地下鉄新駅も整備される予定であることなどを挙げた。

また、マニラ首都圏では経済成長に伴い、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)企業やオンラインカジノ業者(POGO)からのオフィス需要が高く、オフィス開発に参画しやすい市場環境であったことも進出の後押しとなった。

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投稿更新日:2019年08月15日