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2019.10.01
シンガポール政府、競馬場の再開発で新たな収入源に
シンガポール政府はこのほど、北西部クランジにある国内唯一の競馬場ターフ・クラブ周辺の敷地を再開発し、総合娯楽施設として運営する方針を明らかにした。過去10年間で賭博収入が20億Sドル(約1,560億円)から12億Sドルまで減少している中、敷地を有効活用して新たな収益源にしたい考え。
現在、ターフ・クラブは、133ヘクタールの敷地のうち34ヘクタールがレース場として使用されているが、レースの開催は一部の金・日曜、祝日に限られており、これまで土地の最適な活用ができていない状況だった。
再開発によって誕生する総合娯楽施設には、テーマ型アトラクションや公園、宿泊施設、小売店などを設置することを予定。また、乗馬スクールやファーマーズマーケットなどの開催も検討しているという。なお、再開発中も競馬場部分の営業は継続される見通し。
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投稿更新日:2019年10月01日