海外不動産の投資・購入・売却、セミナー、物件視察ツアー、海外移住はフォーランドリアルティネットワークへ

ニュース&トピック

ニュース&トピック(詳細)

2019.11.14
比政府が「ビルド・ビルド・ビルド」計画を修正、優先事業100件に増加

フィリピン政府は13日、大規模インフラ整備計画「Build Build Build(ビルド・ビルド・ビルド)」における優先事業リストの修正版を公表した。

ドゥテルテ政権の目玉政策である「ビルド・ビルド・ビルド」では、道路や空港、港湾など周辺国に比べて脆弱なインフラを整備するため、2022年までに約8兆ペソ(17兆1,200億円)を投じる計画で、このうち優先事業100件が約4兆2,000億を占める。

また、優先事業は交通、電力、水道、情報通信技術(IBT)、都市開発の5分野に分類されており、交通分野が全体の事業費の約7割(約3兆8,400億ペソ)を占め最大となっている。

当初75件だった優先事業は、採算性や実効性、経済効果を高めるため、小規模事業が新たに加えられたことで100件に拡大。一方、ルソン島~サマール島、ボホール島~レイテ島の連絡橋(共に2027年完工予定)、セブ島~ボホール島、セブ島~ネグロス島の連絡橋(共に2030年完工予定)など、完成に10年前後かかると見られるプロジェクトは優先事業から除外された。

事業別で最大の案件となるのが、パンパンガ州のクラーク国際空港とラグナ州のカランバを結ぶ南北通勤鉄道で約8,000億ペソ。同開発には日本政府が総額4,200億円の円借款を予定しているほか、アジア開発銀行(ADB)も27億5,000万ドルの融資を決めている。

優先事業リストから除外されたプロジェクト


出所:Rappler

フィリピン不動産についての最新情報

フィリピン不動産についての最新情報は下記リンク先よりご確認ください。


関連記事

2024.04.19 NEW
ニトリがフィリピン1号店を開業、三越BGC内に

ニトリホールディングス(HD)は18日、フィリピンのマニラ首都圏タギッグ市にある近未来都市「ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)」に、同国1号店を開業した。 1号店が入居するのは、商業施設「MITSUKOSHI BGC(三越BGC)」。3階フロアを独占す...[記事全文]

2024.04.17 NEW
マニラ首都圏パシッグ市のアルコビアシティ、IT特区に認定

フィリピンの不動産開発大手メガワールドはこのほど、マニラ首都圏パシッグ市ウゴン地区で進めているタウンシップ開発事業「アルコビア・シティ」が、フィリピン経済区庁(PEZA)から特別経済区(スペシャル・エコゾーン)に認定されたことを明らかにした。 アルコビア・シ...[記事全文]

2024.04.12
初の日米比首脳会談が開催、「ルソン経済回廊」を整備へ

アメリカの首都ワシントンのホワイトハウスで11日、史上初となる日米比首脳会談が開催され、経済と安全保障の両面で関係強化を進めていくことで合意した。 経済面では、主要7カ国(G7)などが主導して途上国のインフラ整備を支援する枠組み「グローバル・インフラ投資パー...[記事全文]

バックナンバー検索

  • ビジネスカテゴリで検索
ビジネス 政治 金融・経済 不動産 生活 その他
  • キーワードで検索

投稿更新日:2019年11月14日