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2020.03.10
「ファウンダーズ・メモリアル」設計コンペ、隈研吾氏が勝利

シンガポール国家遺産庁(NHB)は9日、中心部マリーナベイ沿いのベイ・イースト・ガーデンで建設を予定している「ファウンダーズ・メモリアル」の建築デザインコンペティションで、日本を代表する建築家の隈研吾氏が率いるチームが勝利したことを明らかにした。

隈研吾建築都市設計事務所は、シンガポールのK2LDアーキテクツと組んでコンペに参加。世界中から集まった193件の応募者から昨年5月に最終候補者として5組が選出されていた中、隈氏らのプランは7人の審査員の満場一致で勝者に決まった。

ファウンダーズ・メモリアルは、初代首相の故リー・クアンユー氏など、第2次世界大戦後の建国者らの功績を記念して作られる施設で、5ヘクタールの敷地に記念館や公園を整備。2022年に着工し、完成は2027年となる見通し。また、最寄り駅は、今年から段階的に開業するMRTトムソン・イーストコースト線(TEL)のファウンダーズ・メモリアル駅となる。

シンガポールの「ファウンダーズ・メモリアル」開発イメージ
「ファウンダーズ・メモリアル」開発イメージ
(出所:隈研吾建築都市設計事務所

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投稿更新日:2020年03月10日