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2020.10.16
20年9月のシンガポール民間住宅販売は5%増、活動制限の反動で堅調

シンガポール都市再開発庁(URA)によると、2020年9月の新築民間住宅販売数は前年同月比5%増の1,329戸となった。4月7日~6月1日まで経済・社会活動制限措置「サーキットブレ―カー」が実施された影響で、4・5月は住宅販売が大きく落ち込んだものの、解除後は急速に回復しており、3ヶ月連続で1,000戸の大台を上回った。

なお、9月の販売戸数は、シンガポール政府が不動産投機抑制策として、購入者に対する追加印紙税の引き上げを行った2018年7月以来、2年2ヶ月ぶりの高水準となっている。

成約数が最も多かったのは、ブーンケン地区のシムズドライブ沿いに開発するコンドミニアム「Penrose(ペンローズ)」。9月に分譲を開始した全566戸のうち、7割弱に当たる389戸が成約し、販売単価の中央値は1平方フィート(約0.093㎡)当たり1,541Sドル(約11万9,270円)だった。

その他、ビシャン地区のメアリーマウント通り沿いで開発中のコンドミニアム「JadeScape(ジェイドスケープ)」や、MRTノースイースト線ウッドリー駅の目の前に誕生する「The Woodleigh Residences(ウッドリー・レジデンス)」なども販売が好調だった。

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投稿更新日:2020年10月16日