海外不動産の投資・購入・売却、セミナー、物件視察ツアー、海外移住はフォーランドリアルティネットワークへ

ニュース&トピック

ニュース&トピック(詳細)

2020.10.26
カンボジアがキャピタルゲイン税の導入を延期、22年1月に

カンボジア租税総局(GDT)はこのほど、キャピタルゲイン税(資産売却益税)の導入を2022年1月に延期することを発表した。国の歳入を増やすため、2021年1月からの導入を予定していたが、GDTは納税者がキャピタルゲイン税の納付に関する規則を把握するには期間が不十分だと判断し、延長を決めたとしている。

なお、キャピタルゲイン税は、全ての不動産や株式、外貨など全ての資本投資に適用され、これらで生じた利益の全てに税率20%が課されるものとなっている。

導入延期について、金融会社カンボジア・インベストメント・マネジメント・グループ(CIMG)のアンソニー・ガリアーノ最高経営責任者(CEO)は、「景気後退で失われた税収の補填に、キャピタルゲイン税は大きく寄与するはずだった」と指摘。

ただ、課税を避けるために年内に不動産の売却が加速し、価格の急落を招くという不動産業界の懸念に加え、コロナ禍で仕事を失い、生活のために不動産を売却する必要がある人や、債務の返済のために不動産を売却する必要がある人にとって、最悪のタイミングで懲罰的な税金を払わなければならなかったことを考慮すると、導入延期はやむを得ないと理解を示している。

カンボジア不動産についての最新情報

カンボジア不動産についての最新情報は下記リンク先よりご確認ください。


関連記事

2024.04.22 NEW
中国決済大手アント、KLの国際金融区に新拠点を開設へ

中国のEC大手アリババ・グループ傘下のフィンテック大手アント・グループはこのほど、事業の国際展開を担うアント・インターナショナルの新たなマレーシア拠点を、首都クアラルンプールの国際金融区「トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)」に開設すると発表した。 同社...[記事全文]

2024.04.17
マニラ首都圏パシッグ市のアルコビアシティ、IT特区に認定

フィリピンの不動産開発大手メガワールドはこのほど、マニラ首都圏パシッグ市ウゴン地区で進めているタウンシップ開発事業「アルコビア・シティ」が、フィリピン経済区庁(PEZA)から特別経済区(スペシャル・エコゾーン)に認定されたことを明らかにした。 アルコビア・シ...[記事全文]

2024.04.15
大谷翔平氏、ハワイ島高級リゾートの第1号所有者に

米カリフォリニア州を拠点とする不動産開発会社ウェストポイントはこのほど、ハワイ島に開発する高級リゾート「ザ・ビスタ・アット・マウナケア・リゾート」のマーケティングパートナーに、米メジャーリーグ(MLB)ロサンゼルス・ドジャース所属の大谷翔平氏が就任することを明らかにし...[記事全文]

バックナンバー検索

  • ビジネスカテゴリで検索
ビジネス 政治 金融・経済 不動産 生活 その他
  • キーワードで検索

投稿更新日:2020年10月26日